宮崎大学
国立教育政策研究所
2018 年 33 巻 2 号 p. 47-50
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TIMSS1995理科の「スープ課題」に対する小学校4年生の回答の日豪比較において,日本の小学生は証拠と理由を合わせて述べる回答が少なめであることが既に指摘されていた.今回は,同じTIMSS1995理科で,中学校2年生を対象に実施された「懐中電灯課題」に注目して,生徒が回答で用いたアーギュメントの構成要素を分析したところ,証拠と理由の両方に言及した回答が半数程度あるものの,証拠のみに言及した回答者の存在も無視できないことが明らかになった.
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