Project/Area Number |
18K11035
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59040:Nutrition science and health science-related
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Research Institution | Naragakuen University (2019-2022) Kyoto Tachibana University (2018) |
Principal Investigator |
野中 紘士 奈良学園大学, 保健医療学部, 専任講師 (00565327)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
秋山 純一 吉備国際大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (00309600)
崎田 正博 京都橘大学, 健康科学部, 教授 (10582190)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 糖尿病 / 運動 / 末梢神経 / 末梢神経障害 / 運動療法 / 毛細血管 |
Outline of Annual Research Achievements |
糖尿病の合併症の一つに末梢神経障害がある。末梢神経障害は転倒と関連する因子であるため予防が重要である。糖尿病は血管を障害することが知られているが、我々は糖尿病による末梢神経障害も血管障害が関与していると考えている。糖尿病患者は運動することが勧められる。運動は高齢に伴う血管退行を予防する効果があることから、糖尿病においても血管の障害を予防するのではないかと考え、研究を進めている。当該年度は運動療法が糖尿病による末梢神経の栄養血管退行に対する影響を検証した。運動を行った糖尿病モデルラットの坐骨神経の血管新生に関わるタンパク質である低酸素誘導因子(HIF-1 alpha)と血管内皮増殖因子(VEGF)を測定した。坐骨神経中のHIF-1 alpha濃度は運動していない糖尿病モデルラットに比べ運動をした糖尿病モデルラットで有意に高値を示した。一方、坐骨神経中のVEGF濃度は運動していない糖尿病モデルラットと比べ運動した糖尿病モデルラットで平均値は低値であったが有意差は認められなかった。ただし、その効果量は大であった。血管新生に関わるHIF-1 alphaとVEGFの結果より、運動療法は糖尿病モデルラットの末梢神経の栄養血管に影響を及ぼしていることが示唆された。今後これらの結果と現在解析を進めている坐骨神経の血管組織像の結果と統合して、糖尿病モデルラットに対する運動療法の末梢神経の栄養血管に対する効果について考察を進める予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナウイルス感染拡大により臨床実習の中止・中断が相次ぎ、その対応におわれ研究時間の確保が困難であったため。
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Strategy for Future Research Activity |
データ解析を行い、論文作成を行う。
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