Profile Information

Affiliation
Tohoku Medical Megabank Organization Department of Biobank, Tohoku University
Degree
Ph.D.(Mar, 2001, Kyushu University)

J-GLOBAL ID
200901092793101350
researchmap Member ID
1000266346

External link

Papers

  32

Misc.

  5

Books and Other Publications

  2

Presentations

  32

Professional Memberships

  1

Research Projects

  18

Other

  5
  • Apr, 2010 - Apr, 2010
    新規ユビキチンリガーゼRNFによるKu70/Ku86複合体ユビキチン化のDNA損傷応答における役割
  • Jun, 2009 - Jun, 2009
    新規ユビキチンリガーゼによるKu70/Ku86複合体ユビキチン化のDNA損傷応答における役割
  • Jun, 2009 - Jun, 2009
    ユビキチン修飾系は生命現象に必須なタンパク質制御機構であり、その異常は癌や神経変性疾患の原因となることが知られている。われわれはヒストンH2A-H2BシャペロンNAP1L1をユビキチン化・分解促進することにより、転写を介した細胞増殖制御を行う新規RING-fingerタンパク質(RNF)を見出した(未発表データ)。また、このRNFの結合タンパク質としてDNA損傷応答タンパク質、Ku70/Ku86複合体を同定した。これまでにHEK293T細胞を用いた過剰発現系やリコンビナント精製タンパク質を用いたin vitro再構築系により、RNFはユビキチンリガーゼとしてKu86に結合し、Ku70をユビキチン化することを明らかにした。また、RNA干渉法による内在性RNFの発現量低下やユビキチン化活性を失ったRNF変異体の過剰発現により、HeLa細胞はγ線照射に対する感受性が亢進した。以上の結果より、RNFユビキチンリガーゼがKu70/Ku86複合体のユビキチン化を介し、DNA損傷応答において機能を果たしていることが示唆されたため、本研究により、DNA損傷応答におけるRNFユビキチンリガーゼによるKu70/Ku86複合体ユビキチン化の役割を明らかにすることを目指した。平成20年度には以下の研究データが得られた。? GFP-RNFタンパク質のリアルタイム解析による、RNFの504nmレーザー照射損傷部位への集積。? RNFタンパク質が機能するDNA損傷修復経路の同定:相同組換えアッセイ結果により、非相同末端結(NHEJ)修復経路でRNFが機能する可能性が示唆。? RNF発現量の低下によりγ線照射後のγH2AX消失が遅延。しかし、DNA損傷応答におけるRNFユビキチンリガーゼとKu70/Ku86複合体の関係を明らかにすることは出来なかった。このため本研究を継続し、以下の内容について検討し、DNA損傷応答におけるRNFによるKu70/Ku86複合体ユビキチン化の役割の解明の達成を目指す。? Ku70/Ku86DNA損傷時のKu70/Ku86複合体の可視化・リアルタイム解析 ?siRNAによるRNFタンパク質減少がKu70/Ku86複合体のDNA損傷部位への集積・離脱に与える影響 ?RNFタンパク質が機能するDNA損傷修復経路の同定:コメットアッセイによるNHEJ経路へ
  • Oct, 2008 - Oct, 2008
    新規ユビキチンリガーゼによるKu70/Ku86複合体ユビキチン化のDNA損傷応答における役割
  • Apr, 2005 - Apr, 2005
    GO期特異的なp27巨大複合体の解析による細胞増殖停止機構の解明