せん断を受ける粒状体の接触点分布発展則の検討

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タイトル別名
  • Evolution of contact normal directions of granular assembly during shear deformation

抄録

地盤材料などのように、摩擦性固体粒子がぎっしり詰まった粒状体の(準静的)力学挙動は、統計力学的意味でいまだ体系化されていない。本研究では、それらの微小変形弾性構成則をミクロなパラメータから比較的良好に記述できるChangらによるマイクロメカニクスモデル[1]を弾塑性変形に拡張する手法を開発することを目的とする。そのためには、変形に伴う粒子間接触点の発展則をいかに導入するかが鍵となるため、本報告では、個別要素法(DEM, Discrete Element Method)による粒状体の変形シミュレーションを種々の条件下で行い、内部の接触点分布の発展則を詳細に検証する。特に、不規則粒子形状の影響を考慮するために、実際の粒状体材料の粒子形状をそのまま取り込めるイメージベースモデリングを導入し[2]、接触点でのモーメント伝達が発展則に及ぼす影響についても考察する。<br>reference<br>[1] Chang, C-S. et al. (1996) Acta Mechanica 115, 213-229.<br>[2] Matsushima, T. (2004) Proc. WCCM VI in conjunction with APCOM’04.<br>

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詳細情報

  • CRID
    1390001205593680128
  • NII論文ID
    130004603421
  • DOI
    10.11345/japannctam.54.0.218.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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