粒子サイズおよび粒子形状が粒状体のせん断強度に及ぼす影響の定量評価
書誌事項
- タイトル別名
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- A quantitative evaluation of the effect of particle size and shape on a shear strength of glanular materials.
抄録
砕石のように粒子形状がいびつで,構造スケールに対して粒子のサイズが相対的に大きい場合,高いせん断強度を示すことが知られており,鉄道のバラストやロックフィルダム等に古くから用いられている.<BR> これら粒子物性の効果を定量的に扱うためには材料パラメータを任意に変更する必要があるが,実際の試験でパラメータを変えるのは困難である.<BR> そこで,本研究では大きさの異なる2種類の砕石,1種類の川砂利を用いた 一面せん断試験を行った.また,砕石および川砂利の粒子形状を抽出し,モデル化した粒子を用いたDEMによる一面せん断シミュレーションを行い,実験との定量的な比較を行った.<BR> 砕石ではせん断強度に違いが見られたが,残留強度およびダイレタンシー特性は 良好な一致を,川砂利の比較ではせん断強度の一致が確認できた.その上で全体のスケールを可変させた単純せん断挙動をシミュレートし,粒子サイズの及ぼす効果について検討した.
収録刊行物
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- 理論応用力学講演会 講演論文集
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理論応用力学講演会 講演論文集 59 (0), 166-166, 2010
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」
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詳細情報
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- CRID
- 1390001205593390464
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- NII論文ID
- 130004604516
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可