神経芽腫治療における外科治療の役割 : 一施設症例の解析からの考察
書誌事項
- タイトル別名
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- The role of surgical intervention in the treatment for neuroblastoma
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抄録
神経芽腫治療における外科治療の役割について一施設症例の解析から検討した.乳児神経芽腫においては,治療の主体は無理のない一期的外科的根治術であり,化学療法,放射線照射を避けることが可能であると思われる.年長児神経芽腫においては,化学療法後の外科治療と局所放射線照射により局所コントロールは可能であるが,遠隔転移のコントロールを含めて考えた場合,治療の主体は化学療法であり,外科治療はその前後の化学療法の妨げになるような手法は避けるべきと考えられた.
収録刊行物
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- 小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録
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小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 42 (1), 64-68, 2005-05-25
がんの子供を守る会
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詳細情報
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- CRID
- 1540854195332558080
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- NII論文ID
- 110007170847
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- NII書誌ID
- AN00116159
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles
- KAKEN