研究課題/領域番号 |
26780120
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
犬飼 佳吾 大阪大学, 社会経済研究所, 講師 (80706945)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 行動経済学 / 実験経済学 / 利他性 / 社会的選好 / 利他選好 / 顕示選好理論 / 経済実験 / 不平等回避 |
研究成果の概要 |
本研究では顕示選好理論にもとづく選好のテスト実験を実施し、利他的選好の頑健性を検討した。具体的には、顕示選好アプローチにもとづいて、利他的選好の頑健性を検討するための行動実験を複数回実施した。一連の実験によって得られた実験参加者の選択結果が顕示選好の弱公理や強公理、一般公理を満たすか否かを検討したところ、大多数の実験参加者の行動は顕示選好の公理を満たして居ることが明らかになった。従来の利他行動の研究では、自己利益追求型および平等主義型のみの対比が主に検討されているが、本研究の結果、社会余剰が増加するように配分量を決める人々も無視できないほど多いことが明らかになった。
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