感度分析を用いた交通混雑内生型時間帯別配分モデル

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タイトル別名
  • A SEMI-DYNAMIC TRAFFIC ASSIGNMENT MODEL WITH ENDOGENOUS TRAFFIC CONGESTION USING THE SENSITIVITY ANALYSIS
  • カンド ブンセキ オ モチイタ コウツウ コンザツ ナイ ナマガタ ジカンタイ ベツ ハイブン モデル

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抄録

一日の中で大きく変化する交通ネットワークの状況を実務的にも取り扱うことができる配分として,時間帯別配分がある.時間帯内では静的配分が施され,時間帯内で目的地に到着できなかった交通量(残留交通量)は次の時間帯に繰り越されることにより,時間帯間のダイナミクスを記述する.これまでは時間帯間での混雑の時空間が記述できないものが多く,その理由は,時間帯内では静的配分を行うが,通常の静的配分のため,本来は目的地へ到着できない残留交通量をうまく扱うことができないためである.本研究では,感度分析を用いて,交通量はその時間帯内で通過したリンクのみの旅行時間に影響が与えるように近似的に取り扱う.これによって,各時間帯内では通常の静的配分を行ったとしても,適切に時間帯間の混雑の時空間移動を記述できるようになる.

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